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"RESURRECTION" MENU New York '71-'84 | Baltimore '84-'88 | Oakland '88-'91 | Reconstructing Tupac | Essential Tupac |
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ボルティモアは10代の妊娠の割合が最も高く、ブラック・コミュニティーの中での黒人エイズの割合が最も高く、10代の10代に対する殺人の割合が最も高く、10代の自殺の割合が最も高く、黒人の黒人に対する殺人の割合が最も高い。 ボルティモアのメリーランド。ここは俺が生きることを選んだ場所。 |
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俺達がニューヨークを出たのは、お袋が失業して、途方に暮れてしまったからだった。 |
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それで俺達はボルティモアに移った。そこは俺にとっては全く未知の街だった。その街について語ると、俺の心はかき乱されるんだ。 |
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俺が移住区から丁度出た時、俺には少し時間があったし、運もあった。俺がボルティモア・スクール・オブ・アーツの入学許可を受けた時、それは俺の幸運な時期の一つだった。 俺はボルティモアで3年過ごし、それが俺の高校時代だった。俺は自分のクラスを愛していて、たくさん友人を作ったんだ。そいつらとはずっと友達でいたいと思ったよ。 ![]() 俺達にはあらゆるものに触れる機会が与えられていた。映画館、バレエ、異なった人々のライフ・スタイル――金持ちのライフスタイル、他の諸国の皇族、そして様々なもの、つまり、すべてだった。 |
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だけど、俺のホーム・ボーイの高校ってのは、そんなもんじゃないんだ。あいつらはブロードウェイの公演を見に出かけたりしないし、あいつらは俺達が読んでたものを読んだりしないし、俺が「よぉ、シャイクスピアのマヌケ野郎」ってな感じで言ってた時、あいつらは俺が話してたものなんて知っちゃいないんだ。あいつらが俺がしたような経験と同じものをすることはないんだ。 だから俺は考え始めたよ。ちきしょう、これは一体何なんだ?って。つまり、俺が通っていた学校ってのは、ほとんど白人のキッズと金持ちのマイノリティーのためのものなんだよな。 |
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そして俺は考え始めた。なんてこった、もし俺がこうした機会を与えられてなかったら、全く違った人間になってたなんて。 とんでもないことさ、俺はゲットーの中で生きていたんだから。灯りもなければ電気もなかった。俺達は危うく立ち退かされるところだったんだ。 |
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俺は思ったよ。俺達は現実の世界を何とかする術を教えられていない、と。俺達は俺達が今更住むことなんてない、このおとぎ話のような想像の国をつくることを教わっているんだと。悲しいことさ。 俺が言ってるのは、卒業証書を手渡されているキッズよりも、クラックを手渡されているキッズの方が多いってこと。 俺は大人達は学校にもう一度行くべきだと思う。俺は金持ちは貧しい人々のように暮らし、貧しい人々は金持ちみたいに暮らし、そうやって毎週立場を変えてみるべきじゃないかと思うんだ。 |
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アメリカで成長するということ――俺はガキの頃を愛していたが、貧しく育ったことを嫌悪していた。それは俺にとっては非常に辛いことだった。俺達は下層社会に生きている。戦闘地域にね 。 |
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奴らは俺達80人を一つの建物の奧まで山積みにした。 お前が家から出てく時まで、お前は自分自身を守るために自分に鞭打つんだ。 |
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白人が怯えるのと同じ犯罪的要素に、黒人は怯えている。白人が恐れるのと同じ犯罪的要素を、黒人は恐れている。だから俺達は白人が怯えるのと同じ犯罪的要素から自分達を守っている。 俺が何を言っているか解るかい? つまり奴らが法律が通過するのを待っている間、俺達の隣人は全て殺人者なんだ。俺達は殺人者の隣にいる。一つの建物に80人のニガが同居する公営団地で暮らしてるんだからな。殺人者が部屋を借りていて、奴らはまさにその建物の中にいるんだ。 だけどその方がいいんじゃないかって?俺達は黒人ってだけで、殺人者みたいな奴らともうまくやってけってか?俺達は黒人で同じ地元出身ってだけで、強姦者ともうまくやってけってか? それは何なんだよ?俺達にだって保護が必要なんだ。 |
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それで、俺はカリフォルニアに移った。そうしたものから逃れるために、そうした暴力から逃れるために。 |
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