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MTVスタッフは多々存在するHiphopコミュニィティ陣に“お気に入りの2Pac Song”のピックアップを依頼したが、それは色々な意味で難解であった。それはマイケル・ジョーダン現役時代の中からベストシーンの抜粋をする事と同様に困難であると言う声もあった。 ラッパーたちが抜粋を選り渋る理由はTupacの曲群が膨大過ぎるという事である。またそれだけTupacの曲は多くの人の感情的な琴線に触れさせる才能があったのだろう。 "Dear Mama" は初めて聴いたときに涙を誘う曲であり、"California Love" はパーティーソングとして欠かすことはできない。また、"Definition of a Thug Nigga" は3分余りの間でTupacは明確且つ辛辣にストリートにおける見識を表している。 そこで「お気に入りのアーティストでMix Tapeを作るとしたら、2Pacのどの曲を選びますか?またその理由は?」とも尋ねてみた。Nas, 50Cent, Missy Elliott, P. Diddy, Ja Ruleらによる回答は以下の通りである。 |
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"Trapped" (from the album [2Pacalypse Now])![]() Nas:多くの人は彼のセンセーショナルでスキャンダラスな人生に魅せられた。しかし、俺もそうだけど、Pacのデビュー以降に登場したラッパーにとっては・・・彼がDigital Underground時代に録った "Same Song" を耳にしてから "Trapped" を聴けば「とんでもネェ奴がいるもんだ・・・」って思うはずさ。 |
"So Many Tears" (from the album [Me Against The World])![]() P. Diddy:この曲は間違いなくPacの隠れた名曲さ!これは叙情的でとにかくヤバいんだ。ハードコアだのThug Lifeだの声高に言ってる奴がいるけど、この曲はもっと意味が深いんだよ。2Pacとして知れ渡る前から、ヤツは天才だったのさ。 |
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Mack 10:これはブッ飛んでたね。Stevie Wonderをサンプリングするとこなんかがね。とにかくヤバいよ。![]() David Banner:彼は口先だけの表現じゃなくて、本物の黒人青年のアイデンティティを謳ってたね。 |
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"The Realist Killaz" (from the album [Tupac: Resurrection])![]() 50Cent:俺は生前の彼と実際には共演出来なかったから、Pacと共演するって事は自分のアルバムを作る時よりも興奮したね。実際作ってみて、とても良かったよ。 |
"Against All Odds" (from the album [Makaveli: the 7 day theory])![]() Loon:この曲は当時の彼の現状において収束へ向かわす引き金になった曲だろうな。彼はこの曲で一番生々しい事を主張したんじゃないかと思う。この曲を聴けば彼の怒りを汲み取ることが出来ると思うよ。 |
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"Ambitionz Az a Ridah" (from the album [All Eyez On Me])![]() Nelly:これを初めて聴いたときの事は今でも覚えてるよ。俺は友達と居たんだけど、そいつがこれを聞いた途端にボリュームを上げてね!これにはブッ飛んだね。ビートからしてヤバいよ。 |
"I Ain't Mad at Cha" (from the album [All Eyez On Me])![]() Ghostface Killah:このビート、好きだねぇぇ!!俺にもやらせてくれよぉ、Pacとキメるからさ! |
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"I Get Around" (from the album [Strictly 4 My N.I.G.G.A.Z...])![]() Lil Jon:この曲が出たときの事を今でも覚えてるよ。俺はその時クラブDJをしてたんだけど、始めの景気づけに良く使われてたよ。勿論俺もいつも回してたね。 ![]() Mike Tyson:この曲が出たとき、俺はムショの中に居たんだよ。よくPacは面会に来てくれたよ。 |
"Keep Ya Head Up" (from the album [Strictly 4 My N.I.G.G.A.Z...])![]() Lil' Mo:この曲でPacはハートのあるThugだって事を証明したわね。 |
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"Brenda's Got a Baby" (from the album [2Pacalypse Now])![]() Mary J. Blige:Pacは真実に向き合おうとしてたのよ。彼は若くして子を持った女性や恵まれない境遇の女性に共感してくれたんだと思う。そういう事を実行したのは彼一人だけだった。だからこそ女性からの支持も多かったんだと思うの。他のみんなが“Bitch”や“Hoe”って声高に言ってた時代に、彼は "Keep Ya Head Up" って言ってくれてたんだもの。 |
"Soulja's Story" (from the album [2Pacalypse Now])![]() Andre 3000:彼の声にエフェクトをかける技法は、ある意味おどろおどろおしさを感じたね。 ![]() Big Boi:これはヤバいぜ!こんなスローな曲なのに最高にキマッてるぜ! |
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"Under Pressure" (from the album [Thug Life: Volume I])![]() Snoop Dogg:“プレッシャーを感じたら行動に移すぜ/銃身に弾を装填してスキーマスクにガスマスクも付けてな/俺達がストリートを闊歩する時はジッとしてろよ/しょーもねぇ無駄口なんか叩いてねぇで黙ってな”・・・このヴァース、ヤベェェよ! |
"Still Ballin" (from the album [Better Dayz])![]() Jermaine Dupri:曲のタイトル自体がとにかくPacらしいよな! |
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"Pour Out a Little Liquor" (from the album [Thug Life: Volume I])![]() Juvenile:この作品はPacのターニングポイントになったんじゃないかと俺は思うんだ。この国にはたくさんのゲットーがある。この曲は聴く度に死んでいった仲間の事を思い出させるよ。 |
"Holler If Ya Hear Me" (from the album [Strictly 4 My N.I.G.G.A.Z...])![]() Pharrell Williams:Tupacは自分をとても明確に表現できるとても優れたリリシストだよ。彼の詩はいつもはっきりしてるんだよ。 ![]() WC:こりゃぁツボ突いてるよ! |
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"Dear Mama" (from the album [Me Against The World])![]() Sean Paul:この曲はとても重要だと思うよ。世の中には自分の母親に感謝の気持ちを示さねぇ野郎なんてのもいるからさ。難しい事は分かんねぇ。本当のハードコアってのは何か・・・それをトゲ無く語ってるんだと思うぜ。彼は現実を教えてくれるんだ。 |
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Ice Cube:これにはホントにヤラれたよ。俺達みんな普段どうあるべきかって分からされたね。![]() Eminem:母さんとうまく行ってない時なんかに、この曲を聴いてみなよ。「おっかさーん」ってなっちまうから。それに今までの自分の人生を振り返らせてくれるよ。これは俺にとって永遠の名曲だな。車の中や・・・とにかくいつも聴いてたよ。 ![]() Missy Elliott:彼みたいな人は滅多にいないわ。彼は唯一無二の存在よ。彼は稀有な才能を神から受けて、それを浸透させたわ。 |
"Pain" (from the movie [Above The Rim])![]() Ja Rule:Pacを忘れる奴なんていないと思うよ。そしてこれからもな。たくさんの野郎共がPacに感動したよ。こんなラッパー、他にはいねぇよ。 |
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(C) MTV Networks. --- Special Supported by: KazDaLoco |
<KazDaLoco> 京都出身。野望実現に向けてサービス業で資金繰り中。虚弱体質ながらも西の都から当サイトを強力バックアップ。 |
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「All Ears On Me: Essential Tupac」番外編として、[2Pac Japan.net - the unofficial Tupac Website]が普段お世話になっているリンクSite管理人さまや当サイトのコンテンツSupport陣にも“お気に入り/思い出の2Pac Song”をピックアップして頂きました。 ご協力誠に有り難うございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。 |
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"To Live & Die in L.A." (from the album [Makaveli: the 7 day theory])![]() HiphopMix 店長/ Rie Hirota:彼の地元愛が感じられる1曲。音楽界全体から見ても偉大なアーティストである2Pacですが、特にLAでは今でも神様のような存在です。LAで永住を考えていた頃にお世話になった曲なので、個人的に思い入れがありますね。みんなが言うことですが、彼の激しさと優しさの二面性に魅かれます。いい男ッす♪ |
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2Pac Japan.net 翻訳&情報協力/ KazDaLoco:多種多様なPacの名曲群の中から抜粋するとなると僕はこの曲を選びます。Gangstaの飾り気など微塵も感じれらず、本来の人情味溢れる彼が垣間見えるL.A.賛歌。Pacが音楽史に名を残す傑物と評される様になった現在は、過小評価されていた生前よりも、信奉者を自負する自分には喜ばしい事かもしれません。だからこそ天寿をまっとう出来なかったことが今もなお悔やまれます。 |
"Bury Me a G" (from the album [Thug Life: Volume I])![]() Snoop Dogg Unofficial Fan Site Japan/ Masahito "BSD":このアルバムが発売されてCDプレーヤーに挿入した瞬間流れて来たのがIsley Brothersネタ。我々の年代にはお馴染みの "For The Love Of You" をSamplingしたこの曲は、私にとってPacの新たな一面を覗かせてくれた作品でもある。流れるような心地よいサウンドに、余計な事は何も考えず耳を傾けることの出来る素敵な1曲ではないだろうか。 |
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"Pain" (from the movie [Above The Rim])![]() G-RAP Reviewer/ Ren Kirishima:D.U.とS.C.C.の大ファンだった俺は、"I Get Around" のビデオを見、"Keep Ya Head Up" を聴いて以来、2Pacは気になるラッパーの一人であった。その後、G-RAPにハマっていった俺は、自然の流れで "Warren G/ Regulate" シングルCDを購入。そこにカップリングされていたのがこの曲だった。Earl Klugh使いのメロディは言わずもがな、2Pacのラップはまさに「痛み」を伴ったような切なさが伝わってくる。これが俺と2Pacの出会い。忘れることの出来ない曲だ。 |
"California Love" (from the album [All Eyez On Me])![]() G-HOUSE RECORDZ/ G-HOUSE03:ほかにも腐るほどお気に入りの曲はあるけど、G-RAPとの出会いのきっかけを作ってくれたこの曲は私にとって一生忘れられないね!だってこの曲がなかったらこの世界を知らずに死んでいたかもしれないし。最高にかっこいい!すべてにおいて2Pacに感謝! |
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"2 of Amerikaz Most Wanted" (from the album [All Eyez On Me])![]() SWINGJAM 店主/ ICHIKAWA:当時若かった(?)僕が始めてこの曲を聴き、ビデオクリップを見た時「カッコイイッ!」(今風に言うと「ヤバイッ!」)と思いました。個人的にはこの曲と "Tha Dogg Pound/ What Would U Do?" が大好きで最高のGANGSTA RAPだと思っております。僕の中では、この曲無しに2Pacは語れませんネ(笑)。 |
"Life Goes On" (from the album [All Eyez On Me])![]() オルタナソウル エイリアン/ SoulKid:食べる物もないけどストリートに子供達の笑顔が溢れるアフリカの発展途上国。有り余るほどの物に囲まれながらも人々が無表情に行き交うだけの極東の先進国。果たしてどちらが幸せなのでしょうか。ストリートの抗争こそありませんが、この日本でも生きることは時に残酷で、自ら死を選びたくなる瞬間もあります。それでも生きていかなきゃならないんですね。ライフ・ゴーズ・オン...ええ曲じゃあ! |
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"Can U Get Away" (from the album [Me Against The World])![]() Illustrator/ ISHIGOOKA a.k.a. Big Score!:絶頂と絶望の間、アルバムの中でも異彩を放つスウィートネス!世界への挑戦状には悲しい物語がある!「連れ出したい、連れ出して欲しい」というリリックには、彼自身を重ね合わさずにはいられない。Mike Mosleyの手腕もまだ冴えていた。「Come on, Let's go! Can U get away?」この先に明るい未来の輝きを予感させた、珠玉のLove Number! |
"I Wonder If Heaven Got a Ghetto" (from the album [R U Still Down?])![]() WEB上似非コラムニスト/ cdc:過去、現在そして東西を通してみるに、ドラマティックなトラックに乗せてラップするPacに勝てる人間はどこにもいない。「天国にもゲットーみたいな処があるのだろうか」と、死と向き合いつつも、その歌詞の一部が名曲 "Changes" と同一であることで解るように、現実を見つめ変えようとする意志がピアノの旋律の上に疾駆するライムに込められ、聴いている者の心情を感動の高みへと昇華させる。Pac、そして彼のLyricが唯一無二の物であることを改めて実感させてくれる作品。 |
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"Baby Don't Cry" (from the album [2Pac+Outlawz: Still I Rise])![]() 2Pac Japan.net 翻訳協力/ Storm:キリストのアガペー(無償の愛)を現代に蘇らせたような歌。全ての女性に捧げるよっていうPacの言葉には嘘も偽りもなく、そういう愛を本当に抱くことのできる希有な人だったんだとつくづく思う。この声に、このメロディーに、この歌詞に触れる度に、繰り返し何度救われたことでしょう。 |
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